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ブドウ/ぶどうの話題独占!まるごとぶどうの秘密や魔法のぶどう効果を徹底解説!ぶどうがもっと楽しくなる!

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旬を迎えるブドウは、果粒の小さな種無しブドウの代表的品種のデラウェアから出回り始めて、次第に、高い糖度でジューシーな味わいがあり、紫黒色の大きな果粒が特徴の「ブドウの王様」巨峰や、「黒い真珠」とも呼ばれる大粒のブドウで、巨峰よりも締まりのある果実と甘味が特徴のピオーネなどの大粒の品種が店頭に並ぶようになります。果実に多く含まれるブドウ糖や果糖は、疲労回復に効果があるので、暑い夏のエネルギー補給に最適です。旬の時期の甘くてジューシーなブドウを堪能してみませんか?

ブドウ/ぶどうの話題独占!まるごとぶどうの秘密や魔法のぶどうを徹底解説!ぶどうがもっと楽しくなる!

        目次

1 ブドウ/ぶどうとは?について徹底解説!

  • ブドウの名称

  • ブドウの特徴について

  • ブドウの栄養と健康効果について ブドウは「畑のミルク」

  • ブドウの歴史について(世界的観点から)

  • ブドウの品種について

  • 人気のブドウの変転について

  • ブドウは縁起の良いものとして扱われている

2 食材としてのブドウ

  • ブドウの利用について

  • 美味しいブドウの見分け方・選び方(新鮮なブドウは皮と枝をよく見て選ぶ)

  • 基本の保存方法と冷凍保存(涼しい室内か、野菜室で保存する)

  • 食べられないなら冷凍保存

  • ブドウの品種の人気ランキング

3 まとめ

ブドウの品種は、世界で1万種類を超えるといわれています。このうち日本では、主に50~60種類ほどが商業栽培されています。同じブドウでも品種によって味や旬の時期はさまざまです。どのような違いがあるのかを知ってブドウの奥深さと魅力を楽しんでみませんか?

1 ブドウ/ぶどうとは?について徹底解説!

  • ブドウの名称

ブドウの分類

分類:バラ類・ブドウ目・ブドウ科・ブドウ

和名:ブドウ(葡萄)

ブドウブドウ科のつる性落葉低木。また、その果実のこと。

中近東が原産といわれ、古代ヨーロッパや中国などへと広まり、温帯域を中心に世界中で栽培されています。食用になる果実は房になって垂れ下がり多数に実をつけます。

栽培種は、ヨーロッパ種やアメリカ種、それらの交雑種があり、果皮の色は赤色系、黒色系、黄緑色系があります。

  • ブドウの特徴について

主に熟した果実を食用としますが、果実は子房が肥大した、いわゆる真果です。

外果皮が果皮となり、中果皮と内果皮は果肉になります。大きさは2~8㎝程度の物が一般的で、ブドウの果実は枝に近い部分から熟していくため、房の上の部分ほど甘味が強くなり、房の下にいくほど甘味も弱くなります。

皮の紫色は主に、ポリフェノールの一種であるアントシアニンによるものです。甘味成分としては、ブドウ糖と果糖がほぼ等量含まれています。また、酸味成分として酒石酸とリンゴ酸がこれもほぼ等量含まれています。

ブドウ属の植物は数十種あり、北アメリカ、東アジアに多くインド、中東、南アフリカにも自生種があります。日本の山野に分布する、ヤマブドウ、エビヅル、サンカクヅル(ギョウジャノミズ)もブドウ属の植物です。

現在、ワイン用、干しブドウまたは生食用に栽培されているブドウは、ペルシアやカフカスが原産のヴィニフェラ種と、北アメリカ原産のラブルスカ種です。

栽培されるブドウには、生食用ブドウと加工用ブドウがあり、加工用品種は、醸造・干しブドウ・ジュースなどに利用されています。生食用はテーブルグレープ、酒造用はワイングレープと呼ばれています。

  • ブドウの栄養と健康効果について 

栄養豊富なブドウは、欧州で「畑のミルク」と表現されるほどです。

イタリアには古くから(良いワインは良い血をつくる)ということわざがあります。

ワインが健康に良いという意味ですが、アルコールとともにポイントとなるのは、原料のブドウに含まれている、ポリフェノールの効用によるところが大きいのではないでしょうか。

ブドウにはアントシアニンレスベラトロールなどのポリフェノールブドウ糖、カリウムなど多くの栄養成分が含まれていて、疲労回復効果や目の疲れや糖尿病による目の病気や眼精疲労動脈硬化の予防、脳の働きを活発にし、集中力を高める効果など私たちの体への健康効果も注目されています。

ブドウの主な栄養成分と健康効果についてご紹介します。

ポリフェノール

強い抗酸化作用をもち、動脈硬化や花粉症などを抑える作用があります。

ブドウ糖

脳のはたらきを活発にして、集中力を高める効果があります。

カリウム

ミネラルの一種でナトリウム(塩分)の体外排出、筋肉の収縮、血圧の上昇を防ぎます

ビタミンB群

エネルギー代謝を助け、粘膜の再生、免疫機能の維持や貧血・疲労感を軽減する作用があります。

有機

抗酸化や抗菌性が期待されていて、ブドウにはリンゴ酸と酒石酸が含まれています。

  • ブドウの歴史について(世界的観点から)

原産地の中近東から、古代ヨーロッパや中国に伝わったされています。世界的観点からは、ブドウは生食する果物というより、葡萄酒の原料でした。

ブドウの歴史は古く、紀元前3000年頃には原産地であるコーカサス地方カスピ海沿岸ですでにヨーロッパブドウの栽培が開始されていました。ワインの醸造は早くに始まり、メソポタミア文明や、古代エジプトにおいてもワインは珍重されていました。

メソポタミアでは、気候や土壌的にブドウの栽培が困難なため消費されていたワインの多くは輸入されていました。

古代ギリシアでは、ワインのためのブドウ栽培が大々的に行われ、ギリシア人が植民した地域でもブドウ園が各地に開設されるようになりました。

日本には、原産地から中国を経て奈良時代に渡ったとされています。日本で古くから栽培されている甲州種は、中国から輸入された東アジア系ヨーロッパブドウが自主化したものが、鎌倉時代初期に甲斐国勝沼(現在の山梨県甲州市)で栽培が始められ、明治時代以前は、同地近辺のみの特産品として扱われていました。江戸時代に入ると甲府盆地、特に勝沼町が中心となり、甲州名産の一つに数えられるようになりました。

松尾芭蕉が「勝沼や馬子も葡萄を食ひながら」との句を詠んだのもこの頃のことです。

一方、アメリブドウの多くは日本の気候に合い定着したものの、ワイン用としては匂いがきつく好まれなかったため、生食用栽培に主眼が置かれるようになりました。特に普及したのは、デラウェアとキャンベル・アーリーで、戦前はこの2種類が主要品類となっていました。戦後、洋食化の拡大に伴い、ワインの醸造量も激増し、各地で生産されるようになりました。

  • ブドウの品種について

世界に1万種類以上あるといわれているブドウは、品種改良の取り組みにより、粒の大きさや風味が異なるさまざまな品種が今も生まれています。

日本のブドウの輸出が拡大中

日本のブドウの品種は、海外でも高く評価されるようになり、輸出量は2014年からの4年間で3倍近く増え、2018年には1492tに達しています。

ブドウの輸出先と輸出量

1位  香港        1029t

2位  台湾         876t

3位  シンガポール    72、7t

4位  タイ        25、9t

輸出先の大半を占めているのが、香港や台湾、シンガポールなどのアジア諸国です。

これらの地域では、果物を贈答品に用いられる風習があり、ピオーネやシャインマスカットなどが人気です。

主な栽培品種は、ヨーロッパ種(ヨーロッパブドウ)、アメリカ種(アメリブドウ)とその交雑種があり、特に日本で栽培されているブドウは生食用の交雑種が大半です。

果皮の色によって「甲斐路」などの赤色系、「巨峰」「ピオーネ」などの黒色系、「シャインマスカット」などの黄緑色系に分類することもできます。

それぞれの代表的な品種を紹介しましょう。色の違いはアントシアニンという色素の蓄積によるものです。

黄緑色系

黄緑系に多いのが、渋みが少なく、爽やかな香りの品種です。

ナイアガラ

生まれ   アメリ

主な産地  北海道、長野県

特徴    糖度が高く、果汁が豊富で特有の芳香がある。

ロザリオビアンコ

生まれ   山梨県。1987年品種登録

主な産地  山梨県、長野県

特徴    果汁が多く、酸味が控えめでまろやかな甘味がある。

赤色系

酸味の少ない品種が多いのが赤色系の特徴です。

赤嶺(せきれい)

生まれ   山梨県

主な産地  山梨県

特徴    果肉は歯切れが良く、甘味が強く、ほどよい酸味がある。

デラウェア

生まれ   アメリ

主な産地  山形県山梨県大阪府

特徴    実は小粒で強い甘味と酸味のバランスが良い。

黒色系

コクのある味わいの品種が多いのが黒色系です。

ピオーネ

生まれ   静岡県

主な産地  岡山県山梨県

特徴    甘味と酸味のバランスが良く、上品な風味。

キャンベル・アーリー

生まれ   アメリ

主な産地  北海道、岩手県

特徴    実はやや小粒で、甘味は控えめ。

巨峰

生まれ   静岡県

主な産地  山梨県、長野県

特徴    黒ブドウの定番品種で、締まりがある果肉は甘味が強く、果汁も豊富。

  • 人気のブドウの変転について

生食のブドウが好まれる日本では、新たなブドウが次々と登場し、人気品種が移り変わってきました。かつては、デラウェアなど赤色系のブドウが隆盛を誇っていましたが、やがて黒色系の巨峰がシェアを伸ばし、トップの座に躍り出ました。昨今は、種無しで皮ごと食べられる品種の人気が高まり、2006年に品種登録されたシャインマスカットは年々指示を集めています。皮が薄いにもかかわらず割れにくく、日持ちも良いことから生産者の間でも人気となり、栽培面積を急速に増やしています。

  • ブドウは縁起の良いものとして扱われている

ブドウは、あらゆる方向につるを伸ばして巻きつきながら生長することから(他者を取り込み一緒に実を結ぶ)とされ、成功の象徴や縁起の良いもととして扱われています。

また、ブドウはたくさんの実をつけ、子孫を残そうとする特徴によって「子孫繁栄」「子宝に恵まれる」といった意味も持っています。

「ブドウの花言葉」意味や由来

ブドウ花言葉「陶酔」「思いやり」「忘却」「慈善」です。「陶酔」や「忘却」といった花言葉は、ブドウ酒でもあるワインに由来しています。「思いやり」や「慈善」は、自生するブドウに由来し、お腹を空かせた人が通りがかったときに、見つけたブドウによって空腹を満たしたことからと言われています。

ブドウは、たくさんの花言葉がつけられていることから、縁起の良いものとして扱われているので、お祝いシーンのプレゼントにもぴったりの植物です。

2 食材としてのブドウ

  • ブドウの利用について

果実は、そのまま生食されるほか、乾燥させてレーズンに、また、ワインやブランデーなどのアルコール飲料、ジュース、ジャム、ゼリー、缶詰の原料となっています。世界的にはワイン原料としての利用のほうが主で、ワインを原料とした酢(ワインビネガー)も製造されています。

紫色をした皮には、アントシアニンなどのポリフェノールが豊富に含まれており、赤ワインやグレープジュースにも多い。葉も可食で、西アジアを中心とする地域の料理ドルマの材料に用いられています。

新しい研究によると、ブドウの摂取は太陽の紫外線に対する肌の自然な保護を74、8%高めることができ、食用の日焼け止めとして機能する可能性があります。

  • 美味しいブドウの見分け方・選び方(新鮮なブドウは、皮と枝をよく見て選ぶ)

品種によって粒の大きさや皮の色の厚さが異なる果物です。皮の色の違いで見分けるブドウの選び方のコツをご紹介します。

ブドウは、皮にハリがあり、ブルームと呼ばれる白っぽい粉が表面に付いているものが良品です。鮮度は枝で見分け、黄色から緑色でしおれていないものを選びましょう。

濃い茶色になった枝や、パックの裏から見て枝から実が落ちているものは、時間が経っているため避けましょう。

品種によって皮の色の見分け方が異なります。皮が黒色系の巨峰や皮が赤色系のデラウェアなどは色の濃いものを、皮が黄緑色系のシャインマスカットなどは色が薄くて黄緑色いものを選ぶと味が良いです。

  • 基本の保存方法と冷凍保存(涼しい室内か、野菜室で保存する)

ブドウは、常温保存のできる果物で、涼しい冷暗所での保存が基本です。しかし、夏は室内がとても高い日もあるため、冷蔵庫の野菜室に入れるのがオススメです。

野菜室に入れる際は、傷んでいる実があれば取り除き、乾燥しないようにポリ袋に入れます。また、ブドウの実に水分が付くと傷みやすいため、食べる直前に洗うようにしましょう。できるだけ2~3日以内に食べましょう。

  • 食べ切れないなら冷凍保存

2~3日以内に食べ切れないなら、冷凍保存がオススメです。房のままではなく、枝を5㎜ほど残して実を切り離します。ザルに入れて優しく水洗いをしたら、キッチンペーパーで水気を拭きとり、チャック付き保存袋へ入れて冷凍しましょう。

枝を残す理由は、実を取ると穴が開いて水分が染み出し、穴の部分から傷みやすくなるためです。食べるときは、冷蔵庫で解凍します。半解凍にして、シャーベット状で食べるのもオススメです。

  • ブドウの品種の人気ランキング 

世界に1万種類以上あるといわれるブドウは、見た目や粒の大きさ、味の違いだけでなく、種の有無や皮ごと食べられるかどうかなど、その種類はさまざまです。そんなブドウの中で人気の品種は何だったのでしょうか。

1位:シャインマスカット

シャインマスカットは、2006年に品種登録されました。爽やかな香りと強い甘味が特徴で、種無しで皮ごと食べられるため老若男女問わず人気です。国内のみにとどまらず、海外でも人気の品種です。

2位:巨峰(きょほう)

巨峰は、1942年に誕生した日本人に馴染み深いブドウの品種です。大粒で甘味が強く、濃厚な味わいが特徴で、その美味しさから「ブドウの王様」と称されることもあるそうです。巨峰を使ったジュースやゼリーなどの加工品も人気です。

3位:ナガノパープル

ナガノパープルは、2004年に登録された比較的新しい品種です。爽やかな甘味で種がなく、皮ごと食べられてポリフェノールが多く含まれているのも特徴のひとつです。

近年では、皮ごと食べられて種の無い品種が人気で生産量も増えています。

 まとめ

今回、ご紹介したブドウの品種はほんの一部で、まだ、紹介できていない品種もたくさんあります。皮ごと食べられて種の無い品種がトレンド入りして、新たな品種の開発は続いて、これからも美味しいブドウが誕生することでしょう。いろいろなブドウを食べ比べて見て、品種ごとの違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ブドウについて、関心のある方々にいくらかでも参考になれば幸いです。

今後ともよろしくお願いいたします。

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