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ペイフォワード(恩送り)とは?について詳しく解説!

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これから、ペイフォワード(恩送り)とは?について詳しく解説してまいります。

      目次

  1. 「ペイフォワード」(恩送り)
  2. 「ペイフォワード」可能の王国(善意を他人へ回す)
  3. 「ルルとララのアイスクリーム」(恩送り)
  4. まとめ

1、「ペイフォワード」(恩送り)

「ペイフォワード」は、誰かから受けた親切を、その誰かではない別の人に新しい親切でつないでいくことを意味します。「恩送り」と同じです。

「情けは人の為ならず」ということわざがありますが、人に思いやりを持って親切にすれば、その相手のためになるだけではなく、やがては良い報いとなって自分を幸せにするということです。

アメリカにカルマキッチンというユニークで魅力的な優しいレストランがあります。

このレストランでは、メニュー表に値段は書かれてなく、「あなたのお食事は、あなたの前に来たお客様によって支払われています。」というのです。

自分が食べたものに対して支払う義務はありません。ですが、それを受け自分は、誰かに「恩送り」を贈ることができます。

それは、自分が受けたことと同じように次の人の飲食代を支払っても良いですし、お金ではないものでもかまいません。

それはあくまで自分の選択であり、いくら支払うかも自分自身が決められます。

お金ではないもので「恩送り」をすることもできます。

例えば、食事の後の食器を洗う、歌手の人がその場にいた人に歌を歌うという風に、その時に自分が出来ることで、自分がしてもらったことへの喜びをちがう誰かに贈ることができます。

そのことで、しあわせの連鎖、そして、人との繋がりが生まれていくのです。

カルマキッチンでは、恩返しではなく、「恩送り」という言葉を使っています。

見返りを求めず与える。与え続ける。  「ギブアンドギブ」

働いている人もシェフもボランティアで運営されているのがカルマキッチンです。

優しさを受け取れるレストラン、優しさを贈れるレストランが体験出来ると認識しています。

2、「ペイフォワード」可能の王国(善意を他人へ回す)

「ペイフォワード」可能の王国という映画は、ラスベガスに住むアルコール依存症の母親と、家を出て行った家庭内暴力を振るう父親との間に生まれた少年トレバーが主人公のお話です。中学1年生になったばかりの彼は、最初の社会科の授業で、担当のシモネット先生と出会います。

先生は、「もし、自分の手で世界を変えたいと思ったら何をする?」という課題を生徒たちに与えます。生徒たちのほとんどは、いかにも子供らしいアイデアしか提案できませんでしたが、トレバーは違いました。

彼の提案した考えは、「ペイフォワード」自分が受けた善意や思いやりをその相手に返すのではなくて、別の3人に渡すというものでした。

トレバーは、これを実践するために渡す相手を探しました。

仕事に就かない薬物中毒の男の人、シモネット先生、いじめられている同級生、いろいろと試みるものの、なかなかうまくいかず「ペイフォワードは失敗だったのではないか」と、トレバーは思い始めました。

しかし、トレバーの気づかないところで、このバトンは次々に受け渡されていました。

「善意を他人へ回す」という案を思いつき、自ら実行し始めました。

そして、広がっていく慈愛の波が、心に傷を持つ大人たちを巻き込んでいきます。

「きっかけは、ここにある」人に優しくされたり、優しくしたりそういうことで広がっていきます。やがて、社会には互いを思いやり、自然に後進が育ちやすいポジティブな循環が生まれていくと思います。

3、「ルルとララのアイスクリーム」(恩送り)

「ルルとララシリーズ」は女の子向けの児童書で、お子さんに人気の作品です。

「ルルとララのアイスクリーム」は、この本のテーマも「恩送り」です。

かえでの森に囲まれたメープル通りに小さなお菓子屋さんがあります。

ドアも看板も普通のお店の半分くらいの大きさしかない、小さなお店です。

2人の店長さん、ルルとララはまだ小学生の女の子、お客さんは、森のどうぶつたちで、お菓子作りの先生は、シュガーおばさんです。

ルルとララが作るおしゃれでおいしいお菓子には、様々なバリエーションがあり、簡単レシピは、火を使わず加熱は電子レンジでできるので役に立ちます。

暑い夏の日、重い荷物を運んでいたルルとララは、アライグマさんに荷物をもつのを手伝ってもらいます。

お礼をしたいルルとララにアライグマさんは、とある手紙を見せてことわるのでした。

「わたしへのお礼は、わたしでない誰かに受け取ってもらってください。その誰かがよろこんだり、たすかったりしたら、あなたのお礼は受け取られたことになります。」

お礼リレーの手紙を見せられます。別の誰かを助けてあげることが私へのお礼になるという、アライグマさんも別の誰かから受けた恩をルルとララに返し、この「善意」が森中を回っていたのでした。なんて素敵なことでしょう。

感動したルルとララでしたが、このお礼リレーを最初にはじめた人は、ルルとララの身近な人でした。

暑くて暑くてしょうがない「ゆきだるまにかじりつきたい」くらい暑い夏の日、ルルとララは、大好きなシュガーおばさんのためにゆきだるまのようなアイスクリームを作ります。それは、大切なことを教えてもらったお礼でもあるのです。

食べられるゆきだるまにシュガーおばさんは大喜びで食べました。

ルルとララはシュガーおばさんと一緒に、森のみんなが集まる丘にお礼アイスクリームを持っていきます。

ここにいるどうぶつたち、全員にアイスクリームとお礼をかいた手紙を渡しました。

誰かに親切にすることの大切さをわすれないで、ふたりがみんなに渡したお礼リレーのたくさんのバトン、リレーは始まったばかりです。そのバトンが、ふたりのところへ戻って来るのは遅ければ遅いほどいいな。ルルとララはそう思うのでした。

ルルとララは本当に優しい子です。心温まる人の優しさや絆などに感じ入り和やかな気持ちになりました。

4,まとめ

昨今の流行り病い関連で、医療従事者に感謝の意を伝える取り組みにも「ペイフォワード」は使われています。

普段から身の回りでは、親切な出来事はたくさんおこっています。

まずは、何か一つの親切から始めて、そして、気持ちに余裕があるときには継続していきたいです。

日本には、昔からある思いやりの心で、日本の優しさがこの先ももっともっと広がっていけば良いと思っています。

次の世代へより多くのものを伝えていきたいものです。

「ペイフォワード」(恩送り)について、関心のある方々にいくらかでも参考になれば幸いです。

今後とも よろしくお願いいたします。

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