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これから、旬の『いちご/苺』の情報大百科! 糖度が高いイコール甘いはホント?について、お話しを始めます。
旬の『いちご・苺』の情報大百科! 糖度が高いイコール甘いはホント?
目次
1 旬のイチゴ(苺・いちご)を徹底解説します
いちごの分類
日本での栽培から生産量
いちごの特徴と栄養
いちごのおもな品種
おいしいいちごの選び方
いちごをおいしく食べるポイント
いちごのプチ情報
2 果物に表示される「糖度」とは?糖度が高いイコール甘いはホント?
「糖度が高いは甘い」ではない
甘みと酸味とのバランスで味が決まる
果物の糖度
1 旬のイチゴ(苺・いちご)を徹底解説します。
甘酸っぱい風味と香りで、一般的に果物として見た目も可愛らしく人気のいちご。
生食が定番になっていますが、ケーキやタルトなどの洋菓子のトッピングやいちご大福などの和菓子の材料としても用いられています。
いちごのおいしい選び方や栄養価、おいしく食べるポイントなども紹介しますので参考にしてみてください。
いちごの分類
分類:バラ目バラ科バラ亜科オランダイチゴ属
和名:オランダイチゴ
別名:いちご/苺
いちごはバラ科の多年草の一種で一見して種子にみえる一粒一粒のそうかが付いた花床部分が食用として食べれます。
甘みがあるため果物として位置付けられることがおおいですが、草木性の植物であるので、野菜として扱われることもあります。
明治時代から広く日本国内各地で生産されるようになり、「苺」とされるようになりました。
日本での栽培から生産量
日本には、江戸時代にオランダ人によってもたらされて、いちごが一般的に普及したのは、1800年代で、本格的に栽培されたのは1872年からです。
いちごは、1963年の農林水産統計表の品目にはじめて登載されました。
日本での生産量は、年間約20万トンで、そのほとんどは温室型の促成栽培で、11月から翌年4月までに生産されます。
5月から10月の生産量は、1万トン以下であって5%に過ぎません。
冬から春に実をつける、一季成りいちごに対し、夏から秋にも実のなる品種は四季成りいちごとよばれ、夏いちごとも呼ばれています。
いちごの特徴と栄養
一般的ないちごの可食部の成分は、日本の「食品標準成分表」によれば、約90%が水分であり、糖質が約10%、タンパク質、食物繊維が約1%であり、総カロリーは100グラムで35カロリーです。
いちごには、キシリトールが約350ミリグラムと豊富にふくまれ、虫歯予防に役立つとされています。
また、アスコルビン酸(ビタミンC)の含有量は、レモンよりも上といわれ、いちごに含まれるビタミンCは粒の大きさにもよりますが、約10粒ほど食べると1日に必要とされるビタミンCが摂取できると言われています。
また、葉酸(ビタミンB9)やカリウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富で、美肌効果だけでなく、風邪予防にも良いといわれています。
いちごの酸味成分であるクエン酸は、カルシウムの吸収を助ける働きがあるとされ、いちごミルクにした牛乳との食べ合わせも合理的と言われています。
食材としての主な旬は、12月~6月とされています。
かつての旬は、露地栽培の収穫期にあたる春から初夏とされていましたが、温室栽培の技術発展にともなって、秋から翌年春までおおく流通するようになりました。
いちごのおもな品種
品種改良が進んで、たすうの品種が栽培されていて、2009年2月2日の時点では登録品種は157種、2016年11月14日の時点では、登録品種は258種、そのうち登録維持されているのは129種、日本産のいちごは、ほとんどが甘みのつよい生食用で、各地で新品種がうまれています。
甘みと酸味のバランスがよく、実が大きくて濃厚な味わいが特徴の栃木産「とちおとめ」、酸味が控えめの静岡産「章姫」、大粒の九州産「とよのか」、香りがつよくほどよい酸味の「紅ほっぺ」
大粒品種の博多「あまおう」は、全国で親しまれてきた「とよのか」に代わるいちごとして、日本一を目指してつくられ、果実が大きく形が整っています。
赤くてツヤが良い、糖度が高い特徴を持つことから、
「あ」かい「ま」るい「お」おきい「う」まいの頭文字をとって「あまおう」と名づけられ、全国農業協同組合連合会によって商標登録されています。
それぞれに特徴をもたせた品種がよく知られています。
3月の出荷ランキング
1位 栃木県 「とちおとめ」 実が大きく酸味が少なく甘くてツヤツヤと光沢
2位 福岡県 「あまおう」 「あ」まい「ま」るい「お」おきい「う」まい
3位 茨城県 「いばらキッス」糖度が高く酸味のバランスがよく食味が濃厚
4位 佐賀県 「さがほのか」 果肉がしっかりとしていて酸味が穏やかで甘い
5位 静岡県 「紅ほっぺ」 ほっぺたがおちるくらいコクのある美しさ
現在では、「とちおとめ」「あまおう」「さちのか」「さがほのか」「紅ほっぺ」が5大品種となり、この5品種だけで全生産量の8割ちかくを占めています。
おいしいいちごの選び方
おいしいいちごを見分ける 5つのポイント
- 大きくてふっくらとしたもの
- ヘタの近くまで赤くなっていて、全体がムラなく色づいているもの
- 表面に傷やつぶれがなく、ツヤのあるもの
- ツブツブをおおうように実が盛り上がっているもの
- ヘタが濃い緑色で、ピンと張っているもの
いちごは、先端のとがった部分に向かって、糖度が高くなるので、ヘタの方から食べると最後まで甘みを感じることができます。
いちごをおいしく食べるポイント
洗い方
水に弱いので、食べる直前にあらいましょう。
ザルに入れて、流水でサッと手早く洗います。
ヘタはつけたまま洗いましょう。
保存方法
洗わずに浅めのバット等に移しかえます。
重ねずに、ヘタを下にして並べます。
ふたやラップをして冷蔵庫で保存します。
果実がやわらかく、水がつくといたみやすいため、できるだけ早く食べましょう。
いちごのプチ情報
完熟しても赤くならない白いちごや、桃のような香りを楽しめる「桃薫」など、個性派品種の生産も増え始めて、注目を集めています。
以前は、夏場のケーキやお菓子用のいちごは輸入品が多かったのですが、夏に旬を迎える耐熱性も開発され、冷涼な地域での栽培がはじまっています。
産地や品種ごとに個性が異なるので、いろいろないちごを食べ比べてお気に入りを探してみてください。
2 果物に表示される「糖度」とは?糖度が高いイコール甘いはホント?
果物に表示されている「糖度」について考えたことはありますか?
糖度が高いほど甘みもつよいイメージを持たれている人も多いかも知れませんが、実は糖度が高ければ甘いというわけではありません。
糖度について正しい知識をつけることは、生産者や消費者にとって大切なことです。
「糖度が高いは甘い」ではない
果物の甘さなどをあらわすさいに使われる糖ですが、果物に含まれる甘み成分には、
「果糖」「ブドウ糖」「ショ糖」などの種類があります。
糖度は、果汁100グラムの中に糖度が何グラム含まれているかをあらわします。
また、糖度として表示される数値は、糖度計で測定した場合、ブリックス値で表示しています。
この場合、「水に溶けている固形物の量」の指標であり、糖だけの量をしめすものではないとされています。
糖のほかに塩分、酸などが含まれる場合もあり、糖度が高いからといって必ずしも甘いというわけではありません。
甘みと酸味とのバランスで味が決まる
果物のおいしさには、糖度と酸味、さらには温度や食感などが関係しています。
その中でもとくに、甘みと酸味が重要です。
オレンジやグレープフルーツなど柑橘類のように、酸味もつよい果物の場合は、糖度が高くても酸味がつよい場合があります。
しかし、スイカやメロンなど酸味のよわいものは、糖度の高さや甘みやおいしさにつながりやすいと考えてよいでしょう。
果物のおいしさには、糖度と酸味のバランスが重要です。
果物の糖度
農林水産省が発表された「果樹をめぐる情勢」をもとにおもな果物の平均的な糖度をみてみましょう。
果物の糖度
- オレンジ 10、3%
- キウイフルーツ 11、2%
- バナナ 21、0%
- ぶどう 17、5%
- りんご 15、0%
- みかん 12、1%
- グレープフルーツ 10、0%
- いちご 11、0%
まとめ
糖度について正しく理解した上で、甘い果物が好きな人は、平均的な糖度よりも高いものを選ぶとよいかもしれません。
消費者も糖度の見方をしっておくことが、果物を購入するさいの目安になります。
いつも買っている果物が、どのくらいの糖度なのかあらためて確認されてみてはいかがでしょうか。
旬の(苺・いちご)や糖度について、関心のある方々にいくらかでも参考になれば幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
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